こんにちは。Shunです。
僕が通っている大学では、essayやResearch Paperの宿題を与えられた時、
「APA Style」と指定されます。

APA指定の英語の論文ってどう書けばいいんだろう?
英語で論文を書いたことがなかった僕は、初めて聞いた時に全く意味がわかりませんでした。。
今回はAPA Styleについて学んだことを紹介したいと思います。
【APA Style 7th Edition】英語での論文の書き方について その①【実は簡単】
APA styleとは・・・?
APA Styleとは(American Phycological Association)の略称で、英語で論文を書く上でのRuleを示しているものです。
①統一formatで読みやすいから
②剽窃(Plagiarism)防止のため
論文を書く上で、他の方が書いたものを参考にしたり、根拠にしたりすると思いますが、出典元を明確に記載し、盗作を防止するという目的があります。
APA stlyeは定期的に改訂されており、現在は2020年に改訂された7th editionが最新です。
APA指定の論文の書き方
細々とした決まり事はたくさんありますが、今回は最も重要なポイントは以下の3つのポイントに注目したいと思います。
②文章内での引用方法(In text citation)
③参考文献(Reference)のまとめ方
詳細について勉強したい方は、この本を購入することをお勧めします。
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今回は、①全体formatのルールについてご紹介します。
②③については、今後別の記事を投稿しますので、少々お待ちください。
APA formatのルール
Format
Wordで論文を記載する際、フォントの種類や大きさ、余白の取り方について指定があります。
フォントサイズ:12
余白:1 inch(2.45cm)
※上下左右全て
行間:2行(Double)
左詰め(段落のはじめには0.5inchのspace)
設定のポイント
①単位は「inch」に変更しましょう!
ファイル→オプション→詳細設定で以下の画面にたどり着きます。
ここで以下の設定を変更します。
②「単位に文字幅を使用する」のチェックマークを外す
→これによりルーラーもinchベースに変更できるようになります。
②ルーラーで0.5inchの設定をしましょう!
ルーラーがinch単位で設定できることを確認の上、0.5inchとします。
Headerの書き方
Headerの書き方についても指定があります。
左側にRunning Head:
①Title page:
→7th Editionより要求がなければ不要となりました。
②本文(2ページ以降):左側に「XXXXXX」
Title pageの書き方
次にTitle pageの書き方について、ご紹介します。
中央揃えで、以下の内容を記載します。
Student’s name
The name of the university
The name of course
The name of the instructor
The due date
本文の書き方
次に基本的な本文構成と見出しの構成についてご紹介します。
本文構成 (Thesis Statement)
基本的にIELTSのwriting手法と同じです。
Introduction→Body1→Body2 …→Conclusionまで論理的に記載します。
重要なのは、「Thesis statement」です。

Thesis statement・・・?
あまり聞きなじみのない言葉だと思いますが、
「論文の議題の答えや自分のpositionを明確に示した、要は一番言いたいことを表している文章」
のことで基本的に1or2文で完結させます。
Agree/Disagreeのみでなく、理由もつけて記載することが重要です。
見出しの構成(Level1-5)
見出しの構成はLevel1-5まであり、それぞれルールがあり
共通ルールとして、見出しは前置詞を除く全ての単語の頭文字を大文字にします。
各Levelのルールについては以下の通りです。
以上が全体のformatで以下のような形になると思います。初めからひな形を作っておいて、流用することをお勧めします。
APA Style の論文具体例
簡単にですが、具体例を作成してみました。少しでも参考にしていただければと思います。
Title page
本文
最後に
いかがでしたでしょうか?
僕はいまだにAPA Styleに苦戦しながら論文と戦っています。。
自分と同じように書き方に困っている方や、復習を行いたい方にとって
少しでも参考になればうれしいです。
また別の記事で、大学で学んだことを少しずつOutputしていきたいと思います!
以上、ありがとうございました。
Shun
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